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2016/11/17
コラム

子育て期間は“自己肯定感を育む時”

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女性が結婚、出産をしても働き続けるのは今や常識と言われるこの時代、すでに三歳児神話は崩壊しつつあるとされていますが、一方で、生まれたばかりの人の支えがなければ生きることのできない赤ちゃんは、たっぷりの愛情を注がれて育つことで自己肯定感が育まれると言われております。

幼少期に、一番身近にいるであろう親から、たっぷりと愛情を注がれて育った子どもは、自分が親から大事にされ大切にされているということを実感し、自己肯定感を持ちます。
自己肯定感を持った子どもは、いつでも親元に戻ることが出来るという“安心感”もあり、自分に自信を持つことができのびのびと育って(生きて)いくことが出来るのです。

 

よく、赤ちゃんが生まれたばかりのお父様やお母様への“どんな子に育って欲しいですか?との質問に対し、“元気にのびのびと育ってくれれば…”とお答えになる方がいらっしゃいますが、
子どもは勝手にのびのびするのではないのです。親がたっぷりと時間と愛情をかけることによりのびのびと育っていくのです。
そして、自信をつけた子どもは、自分の頭で考え意見を述べることが出来るようになり、自立(自律)へと向かうのです。
そのようなことから、三歳児神話は、今でも一概に切り捨てられるものではないとされています。

 

ただ、間違われやすいのは、愛情の注ぎ方です。子どもが欲しがるものをいいなりに与えるといった、物質的な愛情の注ぎ方は好ましくありません。

 

愛情を注ぐとは、子どもの気持ちに寄り添い、たとえ親にとっては大事に思う場面でなくても、“出来る限り一緒にいること”や、“親子で共に体験すること”であり、
それこそが大事なことなのです。三歳くらいまでは、身近にいるであろう親が、子どもにたっぷりの愛情を注ぐことが、
将来、子どもの自立を促すことに繋がるのです。今は、母親だけでなく父親も子育てに参加できる時代になってきています。

 

そしてまた、幼少期に子どもにたっぷりの愛情を注ぐことは、子どもが将来自立する頃、親が安心して子離れできる素地にもなるのです。
将来を見据え、出来るだけ多くの時間を子どもにかけること…三歳児神話は今も生きていると考えています。

 

※三歳児神話:子どもが三歳になるまでは母親自身が手元で育てなければその子供に悪い影響があるという考えを指す。

 

私が子育て期間の“子育て優先”を提唱するのは、(親も子も含めた)人生を充実させるために忘れてはいけないこととして、
まだ幼い子ども達の声に”耳を傾けることが大事である”との信念からです。母親自身の人生はもちろん大事…ですが、
まだそれが理解できない幼い子ども達には、子どもたち自身が大事にされているという事(子育て優先)を伝える、実感させることが先決であると考えています。
大人の都合で育てられ、自己肯定感が持てなかった子どもは、自立した大人になりきれない場合が多いのです。

 

親の方も、子育て期間が(過ぎても)だらだら子育て続き、またいつまでも子どもに寄り添い過ぎ、子離れできなくなる…というケースもあります。
幼少期の子育て期間を親子が共に有意義な時間を過ごし、段階を経て子離れしていくことで、子どもが巣立つときの子離れもスムーズになるのです。
親が子育て期間を大事にしてこそ、親も子も後々まで「幸せ」を感じられるのです。

(ライター:kay)
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